恥知らずのパープルヘイズ

ジョジョの奇妙な冒険第5部の後日談なので、5部をまず読んでることが必須です。小説は途中でチームを脱退したフーゴに再度忠誠を誓わせるため任務を与えるというもの。
結論から言うと面白くないです。フーゴのその後が気になっていたのでその点ではうれしいですが内容は面白くないです。ジョジョマニアなら5部により深みを出すため買っても良いと思いますが、自分は読んでて長く感じました。
何より読んでて無駄にジョジョ関連と繋げようとするのが読んでてイラッとします。

ここからはネタバレになりますが、
例えばジョルノのセリフの神(ディオ)と星(スター)とか
マッシモの兄が4部のトニオだったり
石仮面を無駄に出してきたりと。特に石仮面の話は全くいらない。「ファンが喜びそうだから出そう。けど本編では使えないから壊そう」って考えが透けて見えそうなほどマジでいらない。
バトルも読んでて頭が？になる。確かにジョジョでは超理論とか凄みみたいので片づけてしまうことはあるが、それはあくまで荒木先生の絵があるからこそ成り立つ話で小説で何だか訳の分かんないバトルを展開されると何がなんだか分からない。
そもそもパッショーネの麻薬がスタンドの能力だったっていうのが何か萎える。それに麻薬組織にスタンド使い多すぎ。それじゃ暗殺組織の存在意義が薄くなる。