毛の重さ35kg

森で保護された羊のニュースをやってた。以前は人間に飼われていたらしく野生の羊ではないため、毛が刈れず伸び続けた結果、毛の重さが35kgにもなっていたらしい。家畜として育てられてる羊は品種改良されてるため年中毛が伸び続けるらしく、人の手で管理してやらないとまともに生活出来なくなるみたいだ。しかしこれを映像として見ると中々ショッキングなものがある。

人のエゴのために生物の有り様まで変えてしまうのは恐ろしいが、そのおかげで私達は安価で良い製品を身につけることができる。自然のままを取るか、自分達の豊かな生活の方を取るかと問われれば、自分達の豊かな生活を取る。何か正直今さらな感はあるし。ただこの思想が際限なく広まっていけば、自分レベルの人間では品種改良された羊のように誰かのエゴによって効率のための物として扱われてしまうんだろうなと思った。というか既にそうなっている部分は結構あると思う。今こうしてスマホを触っている時点でね。